引っ越し

60代からの東京暮らしのきっかけ

60代からの東京暮らしのきっかけ

中部地方の小さな都市に生まれ、就職し、結婚し、子育てが終わり、親を送り、このままこの土地で人生の終焉を迎えるのかなと思っていたら、夫の仕事の関係で、この春から突然東京に住むことになりました。

私は、大学時代を東京で過ごしてから、就職とともに郷里に戻り、もうかれこれ40年になります。

夫は東北地方の大学を卒業し、地元の企業に技師として就職。一昨年定年退職し、非常勤で仕事を続け、このまま静かに働けるうちは働かせてもらおうと思っていた矢先、夫に声をかけてくれたのが東京の今の会社でした。

話があってから転職を決めるまで、約1か月。還暦すぎた技術者を必要としてくれることは嬉しかったものの、60代になってから何も慣れない東京に行かなくても、という葛藤もあり、夫婦で散々迷った挙句、「技術者としてまだまだやりたいことがある」という夫の一言が決め手に。

それぞれの両親を送り、子どもたちも親元を離れ、夫婦二人だけの生活というのも後押ししました。

それからは、あっという間の3か月。歳を取ってから初めての東京暮らしになる夫のために、単身ではなく、私もなるべく夫と一緒の生活をしようと思い、二人で東京と田舎の二地域居住を開始。

私は『人生の楽園』という番組が好きで、よく観ているのですが、その番組で取り上げられる人たちは大抵長年都会暮らしをし、定年退職してから田舎移住、または田舎と都会の二地域居住という話が多く、その逆は滅多にありません。

私たちの場合は、まさにその逆のパターンで、還暦過ぎてからの東京暮らし。

準備も含め、戸惑うことも多かったのですが、未知の体験や新しい発見も多く、「60代からの東京暮らし」というのも、なかなか面白いものだなと、そんな日々を送っています。

今は人生100年時代と言われ、年寄りでも働けるうちは働け、というご時世。これから私たちのような暮らしを始める人もいるかもしれません。

そんな人たちの少しでも参考になればと、日々の生活の発見や感想、観光スポットめぐりなど、東京生活で感じたことをブログに綴ることにしました。