引っ越し

60代からの東京暮らし〜賃貸マンションの条件〜

60代からの東京暮らし〜賃貸マンションの条件〜

以前「賃貸マンション選びでおすすめの不動産屋」でも少し触れたように、マンションを選ぶにあたって、不動産屋さんに提示した条件は以下の3点でした。

  1. 場所は夫の会社から徒歩30分以内
  2. 間取りは1LDK、または2DK相当
  3. 費用は会社の住宅手当+α

なぜこの条件を優先させたのかということについて、体験談や感想を交えながらそれぞれ簡単に紹介したいと思います。

①勤務先から徒歩圏内

まず一つ目の条件である「勤務先から徒歩30分以内」ですが、これは、夫が新しい会社に通勤するのに最も重視した点でした。

夫はこれまで東京暮らしをしたことがなく、60歳を過ぎて満員の通勤ラッシュを味わうことには不安があることから、この「勤務先から徒歩圏内」という条件を一番にしました。ただでさえ新しい会社での仕事が不慣れな上に、都会という環境、朝晩のラッシュのストレスを考えたら、この条件は絶対に外せないものでした。

もちろん、東京はなぜこんなに交通の便が良いのだろうと思うくらい交通網は発達しています。

JRだけでなく、私鉄各社、地下鉄などがすぐ近くを走り、徒歩15分圏内であれば複数の駅が利用できる、という場合も少なくありません。

だから、費用の面を考えれば電車を利用して、もっと郊外に家を借りるという選択肢もあったのですが、やはり満員電車のストレス面などを考慮し、「徒歩通勤できる」ということを最優先にしました。

結局、会社まで徒歩20分くらいの場所にある物件に決め、夫は朝晩往復で40分歩いています。

歩くと言えば、東京ではとにかく歩きます。あちこちに階段もあるので、思っていたよりもずっと運動になります。地元の町で生活しているときは、移動はほとんど車で、家から車、車から目的地と、基本その往復なので、意識しないとあまり歩くこともありません。

都会は生活のなかに「歩く」ことがあり、結果として、東京暮らしを始めたことによって二人とも運動量が増えたのは意外な効用でした。

もし還暦を過ぎて東京で働くことになったら、厳しい条件かもしれませんが、満員電車のストレスの回避や、また運動不足解消という思わぬメリットも含め、なるべく徒歩通勤(ないしは自転車通勤)が可能な場所に部屋を借りることを個人的にはおすすめします。

②間取り

二つ目の条件は「間取り」です。

夫が単身で住むとなったら間取りは1K、または1Rと考えていましたが、私も一緒に住むかもしれないことを想定し、もう少しだけ広めを希望。田舎の実家は築50年近くになる昔ながらの家なので、突然東京で1Kというのは慣れるのが難しいのではないかと思い、「2DK相当」という条件で探しました。

しかし、不動産屋さんからは、費用の件も鑑みると2DKはなかなか難しいということから、1Kでも広ければいいですかと返信があり、結果、1LDK、35㎡で築年数も15年以内の物件に決めました。

この1LDK、35㎡というのは、夫婦二人で生活するには十分の広さだと思います。夫は日中は仕事に行っていますし、週末は実家に帰ることも多いので参考になるかはわかりませんが、二人でも特に狭いと感じたことはありません。

寝るときも、夫がリビングで、私はキッチンのある部屋にソファーベッドを置いて眠っているので、いびきが気になるということもなく、とても快適に暮らしています。

③家賃

三つ目の条件の「家賃」ですが、これは各々の状況によって違うので簡単に触れるにとどめますが、①と②の優先条件を満たすために、③は多少譲歩せざるを得ませんでした。

会社からの家賃手当ではまかないきれなかったので、プラスαのαをいくらまでなら譲歩できるか、収入面なども考慮しながら二人で話し合って決めました。

二人とも長く田舎町で生活し、60歳を過ぎてからの初めての東京暮らし(私は40年ぶり)であることや、ときどき同居の二地域居住、という少し特殊な前提で賃貸マンションを選んだので、もしかしたら参考になることは多くないかもしれませんが、ざっくりと体験談をまとめてみました。